宮古姉ヶ崎オートキャンプ場
アウトランダーPHEVからの「給電キャンプ」にも、少しずつ手慣れてきました。
天候は、霧。今日も北へ向かって走ります。
震災メモリアルパーク中の浜
キャンプ場からすぐの場所に、震災メモリアルパークがありました。
かつては、海辺のキャンプ場だったそうです。
高い木の上に引っかかった漁具(オレンジ色の浮き)も震災遺構です。
たろう観光ホテル跡
延長2.5km以上で「世界最強」といわれる防潮堤があったがゆえに、逃げ遅れ、200人近い人の命が失われたといわれる「田老の悲劇」。
「つなみてんでんこ」
防災の教訓を、改めて未来へ繋げるために、被災したホテル跡が震災遺構として保存されています。
道の駅たろう「ほにほに亭」
ペットのおやつ「ほにほに亭」の梶山幸江さん!
この建物が気になり、道の駅たろうに立ち寄ってみると……
ほにほに亭?
立命館大学の学生を中心としたグループが建てた「オデンセ」という簡易集会所を活用しているそうです。
被災前の田老を再現した模型が展示されていました。
でも、まもなく違う場所へ移されるとのこと。
地元の食堂と連携して、捨ててしまう食材を活用した、ペットのおやつ。
おいしそう。。。
ペットのおやつでも、旬は大切!
津波の時は、出産のために両親とともに内陸にいて助かったという梶山幸江さん。その時に生まれた男の子は、今年、小学校1年生になったそうです。
海近くに建っていた家は流されたものの、田老自慢の防潮堤に引っかかって残っていて「私の通信簿とか見つかって、お父さんが広げて干すのが恥ずかしかった」と笑う幸江さん。
「私は笑うのが担当だから」
落ち込んでいてもしょうがないと、ペットの保護などに取り組む双子の妹さんと力を合わせ、ご近所の食堂から出る食材の余りを活用したペットのおやつのお店を始めたそうです。
おいしそうなペットのおやつは、「ほにほに亭」のネットショップでも買えますよ!
道の駅たろう「善助屋食堂」
ほにほに亭のペットのおやつの材料は、同じ道の駅にある「善助屋食堂」から調達しています。
名物は、どんこ唐揚丼。
三陸鉄道の呼びかけで、2010年にこの食堂のお母さん、赤沼秋子さんが考案したオリジナルメニューです。
営業は11時30分から。伺ったのは11時。ダメもとでお願いすると、快くどんこ唐揚丼を作ってくださいました!
おいしかったです。
善助屋のみなさん、ありがとうございました!
カンパネルラ田野畑
三陸鉄道北リアス線の田野畑駅を再訪。
明戸海岸防潮堤
道路や防潮堤とあわせて、こうした震災遺構の整備が進んでいます。
小袖海女センター
この夜、テントを張らせていただくことになっていた小袖海女センター。
でも、海が荒れる日が多くてワカメ漁の予定が変わり、明朝、ここにたくさん漁師さんのクルマやクレーンなどが来るということで、急遽キャンプ不可になってしまいました。
「風が強いよ」「波に備えて土嚢を用意してあげるよ」
事前にいろいろ聞いてはいましたが、吹き抜ける風の強さを体感し、キャンプ不可に少しホッとしたりして。
2013年に訪れた時はまだ営業していなくてここまでクルマは入れませんでしたが、元気に復活していました。
NHKの朝ドラ「あまちゃん」のロケ地として有名になりました。
「北限の海女」素潜り実演は7〜9月。
種市(洋野町)
海女センターでのテント泊が不可となったため、さらに北上して、「南部もぐり」の里として知られる洋野町種市へ。
2013年にも訪れた、はまなす亭を再訪しました。
もう営業時間は終わっていましたが、記念写真を撮らせていただいきました。背後には、「最近できたばかり」という風力発電機が建っていました!(このお店の風車ではないそうです)
宿泊は「マリンサイドスパたねいち」へ。