陸前高田、キャピタルホテル1000で朝を迎えて、街へ出てみる。
盛り土の上に、新しい店が建ち始めたまちなか広場で「ほんまる食堂」というイベントに遭遇。
まちづくり協働センターの復興支援員、種坂奈保子さんに「来てみると、まだまだですよね」と話しかけると、「え? すごく変わりましたよ!」と。
通りすがりの僕たちには「かさぶた」にしか見えない工事中の土地に、そこで暮らし、本気で復興に取り組む人には感じられる、たしかな血潮が流れ始めているのでしょう。
今日のドライバー権サポーターは、古谷武大(たけお)さん。
旅チームと同じホテルに前泊で、大阪から駆け付けてくださいました。
昨日のドライバー権サポーター、小林さんと古谷さんは、日本EVクラブ創設当初、電気自動車手作り教室第一期の同期生。小林さんも、滞在を延長して旅に参加してくださいました。
古谷さんの運転で、陸前高田の市街地(があった場所)を走るEVスーパーセブン。
まだまだ、地図は役に立たない感じがおわかりいただけるかと思います。
ほんまるの家
建築家の伊藤豊雄氏が設計したキッチン付レンタルスペース「交流施設 ほんまるの家」を訪ねました。被災地への絆から生まれた各地のこうした空間が、新たな絆が生まれる場所になっています。
再構築された「中心市街地」には、少しずつお店が建ち始めています。
でも、まだまだ風情は工事中。
奇跡の一本松。そして町の風景。
モニュメントとして保存されることになった奇跡の一本松の周辺は、文字通りの工事現場。
まちなか広場に近い、東日本大震災追悼施設の駐車場から見た、陸前高田の「市街地」風景。
復興への道のりは、まだまだ、10年単位で続いていくのだろうと痛感する光景です。
赤崎復興市
今日は日曜日。陸前高田から「恋し浜」へ向かう途中、なにやら楽しそうな赤いのぼり旗を発見。なにはともあれ、駐車場にEVスーパーセブンを入れてみました。
臆することなく「このクルマ何?」と駆け寄ってきてくれた三浦大和クン(中1)。
次の目的地、恋し浜でのランチBBQ用に、地元の名物という「かまもち」を買ってみました。ご飯かわりのつもりだったけど、中に黒蜜が入っていて、甘いお菓子だってことに、食べてみて気が付きました。
恋し浜漁港
港や養殖いかだ周辺に沈んだ震災がれきを撤去する作業に取り組んできた「三陸ボランティアダイバーズ」。以前、取材したことがある代表の佐藤寛志さん(左から3人目)を訪ねました。
がれき撤去の活動を続けながら、漁師さんたちとのコミュニケーションを深めてきた佐藤さん。太い信頼関係を築いた地元の漁師さんや、ボランティア作業に来ていたダイバーのみなさんとともに、EVスーパーセブンを迎えてくれました。
食べた!
ホタテ養殖いかだのメンテナンス作業に参加するダイバーのみなさんとともに、あなご(ハモ)、ホヤ、ホタテ、サンマ、イワシ(サンマより大きい!)などの海の幸を、給電ランチBBQ でいただきました。
乗った!
集まっていただいたみなさんとともに、漁港でプチ試乗会!
旅のドライバー、堤さんの友人である「絆プロジェクト三陸」理事長の佐藤健さんも、恋し浜へ。EVスーパーセブンを体感していただきました。
佐藤(健)さんが、ドローンで動画を撮影してくださいました!
EVスーパーセブンの恋し浜訪問を取材してくださった、大船渡市「東海新報社」の佐藤世一さん(写真左)。
僕の名前、好則の漢字が違っているのはご愛敬。
三陸ボランティアダイバーズの佐藤さん。絆プロジェクト三陸の佐藤さん。取材に来てくださった東海新報の佐藤さんと、偶然に佐藤さんが集結。そして、海鮮食材を用意してくださり、ホタテ養殖の作業を見学させてくださった、恋し浜の漁師、ほそやさん! ホタテ養殖作業の様子を見せてくださった地元のみなさん、ボランティアダイバーのみなさん、ありがとうございました!
釜石へ!
海沿いの道がアップダウンを重ねるごとに、真新しい防潮堤が視野をふさぐ、こんな風景が繰り返します。